【思い出の札幌記念】負けて強しの２２年ウインマリリン３着　香港ヴァーズでの悲願Ｇ１制覇につなげた一戦_にかのり

【思い出の札幌記念】負けて強しの２２年ウインマリリン３着　香港ヴァーズでの悲願Ｇ１制覇につなげた一戦2024年8月13日 7時30分スポーツ報知

　真夏のスーパーＧ２・札幌記念を現地取材した馬トクスタッフが、思い思い出の年を振り返る。出の

　今年のメンバーを見渡してもそうだが、札幌３着制覇た戦にかのり札幌記念から秋への第一歩を踏み出す実績馬は多い。記念一方で飛躍のきっかけをつかんだ馬もいる。負け２２年に３着に好走したウインマリリンは、て強間違いなくその一頭だ。しの２２インマリリンヴァーズでのＧ１につなげ連覇を狙った１番人気のソダシが５着に沈んだ一方で、年ウ後に大阪杯を制したジャックドール、香港すでにドバイ・ターフを勝っていたパンサラッサに続く３着となれば、悲願にかのり中身の濃さが分かる。思い

　前年のオールカマーを最後に白星から遠ざかり、出の前走の宝塚記念も７着と成績は精彩を欠いていた。札幌３着制覇た戦それでも復調の兆しはあった。記念以前からレースを使った反動で右前脚の肘腫（ちゅうしゅ）に悩まされていたが「何も気にせずできたのは、負け今回が初めて。やれるんじゃないですか」と手塚調教師の歯切れが良かったのは今でも覚えている。

　レースは好位３番手からロスなく立ち回り、勝ち馬から０秒２差なら負けて強しと言えた。そこからエリザベス女王杯（２着）、そして香港ヴァーズで悲願の初Ｇ１制覇へ羽ばたいたことを思うと感慨深い。復活や飛躍をイメージして、今年はノースブリッジやステラヴェローチェが気になる。（坂本　達洋）

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